刑事事件捜査の流れと職務を教えてください!

刑事事件とはどのようなものなのか?

まず最初に、刑事事件とは何かのご説明を致します。
「刑事事件」とは、容疑をかけられた被疑者が警察や検察により、捜査を受ける事件の事を言います。
「捜査」とは、犯罪が起こった時に、警察などが犯人を確保し、証拠を集める活動のことを指します。

捜査の中でも、相手の人の承諾を得て捜査に応じてもらう「任意捜査」と、裁判官に出してもらう令状などによって強制的に捜査を行う「強制捜査」の二つがあります。
刑事事件捜査とは、上記の事を合わせたことを指します。
刑事事件捜査は、被害届や、通報等があり、そこから捜査を着手します。

捜査の最初は事件解決に結び付くための証拠の発見や収集をする為の家宅捜索を行い、又、犯人の特定をし、「職務質問」等を行っていきます。相手の承諾を得られれば「所持品検査」を行います
証拠品収集する際に、実況見分や捜索、差押等も併せて行っていきます。
実況見分とは、警察などが事件現場で現場状況を記録する作業の事を指します。

又、捜索、差押を行う際には、共に裁判官からの令状が必要になってきます。
捜索とは上記で申し上げた家宅捜索が当てはまり、家等に強制的に立ち入るために必要であり、差押とは、証拠になる品である為、強制的に取り上げ、警察が預かる事を指します。

逮捕へ

その後、逮捕状の請求を行い、逮捕という流れになります。
しかし、「逮捕」とは、現行犯や例外を除いては、権利の侵害がとても大きい為、裁判官からの逮捕状をもらわないと逮捕ができません。
逮捕をする為に捜査機関が犯人と疑われる人物や関係者から話を聞く「取り調べ」を行います。

又、取り調べの最後に話した内容が間違いでないかの「供述調書」を作られることもあり、これは、裁判での証拠としても使われます。警察の取り調べは48時間以内と決められている為、半ば強引なやり方をする場合もあるようです
そして逮捕されてしまった家族も72時間(警察官、検察官の取り調べ時間)は面会ができませんが、その間、弁護士は、面会可能となっております。
その後、検察官への送検を行い、ここでも取り調べを行います。そしてここで、起訴か不起訴かが決まります。

ただし、検察官の捜査時間は24時間以内と決められており、その間で、判断ができない際は、裁判官から認められると勾留機関の延長(最大20日間)となります。また逆に、罪を認めている、逃亡の恐れがないといった場合には「略式起訴」という場合もあります。
このように検察官は、23日以内という日数の中で、起訴か不起訴を決めなければならないのです。

起訴後も、身柄を勾留される場合もあります。逆に、国にお金を預ける事で一時的に身柄を開放してもらう「保釈制度」というのもあります。
起訴後、1か月後に刑事裁判があり、そこで、有罪か無罪かの判決が下りますが、捜査の中で証拠品等を固めていますので
刑事事件の有罪率は99.9%といわれております

以上が基本的な流れの一環になります。